|
生後3ヶ月になったら直ちに三種混合(DPT)ワクチンを接種します。3〜4週後や4ヶ月健診のときに2回目を、その後1週間あけてBCGワクチンを受けましょう。BCG接種後4週間以上あけて、第3回目の三種混合(DPT)ワクチンを受けます(三種混合のI期追加は3回目から1年〜1年半後です)。その後1週間以上開いたら今度はポリオの第1回目を受けましょう。その後6週間を空けて、2回目のポリオを受ける、これが理想の進み方です。
BCGワクチン接種は平成17年4月1日から生後直ぐから生後6ヶ月以内に接種すると法律が改正されました。生後6ヶ月以降の定期接種は認められなくなりました。
そこでBCG接種を最初に受けるように勧められる方もおいでだと思います。しかし免疫不全の病気をもったお子さんにBCG接種をしますと死亡したりすることがあります。免疫不全のお子さんを生後3ヶ月までに診断することは困難なこともあり、免疫不全のお子さんでも安心して接種できる三種混合(DPT)ワクチンを最初に接種するようにお勧めするのです。2回目を接種すると生後4〜5ヶ月になると思います。その頃までには免疫不全のお子さんは色々な症状を呈し、病気を疑うことができます。この1〜2ヶ月はそれだけ大切な時間です。免疫不全のお子さんは少ないこともあり、問題になることは少ないとは思いますが、より安全な道を選びたいと思います。
しかしこのごろから病気に罹りやすくなりますので、理想の様に進まないこともよくあります。大切なことは1歳にあったらすぐに麻疹 ・風疹2種混合ワクチンを受けると言うことです。
ポリオは病気自身は日本にはありませんし、世界でもあるところが少ないですので、後回しにしても結構です。またポリオは1回目と2回目の間隔はいくら空けても(大げさに言えば、1年でも2年でも)大丈夫です。
1歳になってすぐに麻疹・風疹2種混合ワクチンを受けましょう。その後にもしポリオを受けるときは4週間空けましょう。そしてDPTのI期の追加がそろそろ順番(I期の初回の3回目から1年〜1年6ヶ月の間です)として出てきます。ポリオの2回目は風疹、DPTの追加の後でも結構です。
定期接種は3歳過ぎの日本脳炎ワクチンまでありません。その間におたふくかぜ(ムンプス)ワクチンや水痘ワクチンを受けることをお勧めします。特におたふくかぜワクチンは絶対お勧めです。おたふくかぜという病気は怖い合併症が多いからです。
3歳過ぎたら日本脳炎ワクチンを受けましょう。平成18年3月現在日本脳炎ワクチンの接種は勧奨されていません。しかし日本にはこの病気は少ないですが、東南アジアや台湾、中国には多いです。外国でかかって亡くなるケースもありますので、親の判断で希望者には接種できることになっておりますので、接種を受けることをお勧めいたします。
以下に定期接種の模範的な勧め方を書いて見ます。でもあくまで模範です。相手は生身の人間ですからこんなうまくいくとは限りません。順調に進まないときは、悩まないで何でもご相談ください。 |