■肛門周囲膿瘍

肛門の内側にはポケットのようなひだがあります。このポケットの中には細菌(殆どが大腸菌)がたまりやすく、細菌が繁殖すると炎症を起こして、それが肛門の周りに出てきて、赤く腫れたおできとして認められたものです。さわると痛がります。黄色いうみが出てくることもあります。生まれて1〜3月頃になりやすい病気です。

治療

治療の原則は、切開等をして“ウミを早く出すこと”と“おしりの清潔”です。赤く腫れているときは切開が必要なので、受診してください。お湯で結構ですので、一日何回かお尻を洗ってください。今までは抗生剤をお出しして、飲んでいただいていました。しかし殆どが大腸菌で、便に無尽蔵にあるので、抗生物質では全部を殺すことができません。飲んでいただいても化膿を少なくすることができないことが経験でもわかってきました。ですから今は殆どお出ししていません。

ひどいと治癒まで何ヶ月もかかる直りにくい病気です。又一度治ったように見えても何回も再発することもある厄介な病気です。何回もお尻を洗う等の家庭での根気の良い対処が大切です。

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