■アデノイド増殖症

鼻の奥、のどの上にアデノイド(扁桃と同じような組織)があり、これが大きい場合を“アデノイド増殖症”と言います。扁桃が大きいお子さんはアデノイドも大きくなりやすい傾向があります。アデノイドが大きいと、鼻の奥が詰まって鼻で息ができなくなり、口呼吸になり、特徴的な顔つきになります(アデノイド顔貌)。いびきが大きくなって、眠りが浅くなり、寝ている間に数十秒間呼吸が止まったり(睡眠時無呼吸症候群)、注意力が散漫になったりします。耳管(のどの奥と中耳をつなぐ管)における空気の出入りが妨げられ急性中耳炎や滲出性中耳炎になったり、難聴(飛行機の乗ったときやエレベーター等で急速に降りてきたとき、耳の聞こえが悪くなったり、キーンというときと同じ状態)になることがあります。
治療

通常は大きくなると自然に小さくなりますが、下記の状態が起きて自然に小さくなるのを待てないときには手術して、摘出することあります。

(1) 急性中耳炎や滲出性中耳炎を繰り返しているとき
(2) 睡眠時無呼吸症候群、難聴や注意力散漫があって、日常生活に支障がある場合
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