■急性糸球体腎炎

何かの感染の後一定期間を経て、さまざまな程度の血尿や蛋白尿、高血圧、乏尿、浮腫などが突然出現することを臨床的特徴とする疾患である。
原因

溶連菌の中でも、腎炎を起こしやすい株による感染後に起こるといわれている。感染病巣としては上気道炎や膿皮症が多く、その場合は12型と49型が多いとされている。

2歳以下は稀で、比較的男児に多く、5〜12歳が好発年齢である

原因
1.先行感染
上気道炎の場合は冬季に多く発症し、平均10日(6〜21日)後に、膿皮症の場合は夏季に多く発症し、平均20日(14〜28日)に腎炎の症状が出現する。

2.乏尿、肉眼的血尿
おしっこが少ないのは1週間以内になくなる。肉眼的血尿(おしっこが目で見て赤いこと)は半数以下に認められ、1週間前下で消失する。

3.浮腫
眼瞼や脛骨前面(いわゆる“弁慶の泣き所”)にみとめられる。体位によって移動することが特徴である。

4.高血圧
最低、最高の両方の血圧が上がる。
検査

検尿で血尿や蛋白尿を認める。補体成分(CH50、C3)no著明な減少を認める。ASO、ASKの上昇を認める。
治療

1.食事療法

水分制限と食塩摂取制限を中心とする。

2.薬物療法

3.安静

予後

90%以上は尿所見が正常化する。
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