■今はやっている病気(平成20年11月14日現在)

1. 感染性胃腸炎が急増中です

通常この時期に流行するノロウィルス感染症と思われますが、例年よりは軽症に経過しています。昨年大流行したので抗体があり軽症に済んでいるのかもしれません。ですと1歳未満は要注意です。抗体を持っていませんから。症状は嘔吐が中心で、下痢を起こすのは少ないです。吐物の処理、オムツや下着の処理には気をつけましょう。

2. インフルエンザが既に出ています

本院で診断した例はAソ連型でした。各地で報告があり、例年より出足が早いようです。
3. RSウイルス感染症は一時下火です

通常もっと寒くなって(1月頃)から流行する病気が今年は既に流行しています。鼻汁,咳で始まり、年長児や学童は風邪ですみますが、2歳以下の児では気管支炎や肺炎になり、1歳以下の乳児は細気管支炎を起こし、呼吸困難を呈することがあります。特に6ヶ月以内は重症化します。症状は夜間悪化することが多いのが特徴です。診断は迅速試験があり、15分で結果が出ますが、入院時以外は保険の適応がありませんので、誰でも検査というわけにはいきません。

4. マイコプラスマ肺炎はまだ多い

通常の風邪薬や抗生物質が効かない発熱と痰の絡んだ咳を主症状とするこの肺炎は慣れていないと診断が困難なことが多いのです。家族内感染も多く大人では発熱が少なく、痰の絡んだ咳が2〜3週間続くだけの事もあります。

5. 手足口病もまだ見られます

手のひら、足の裏に赤い発疹が出て、口内炎ができる病気です。その他に膝の部分とお尻にも発疹が出ます。根本治療はないので、口内炎への治療が中心になります。5日位で治りますが、伝染力は3週間あるので、学校や幼稚園・保育園を休ませなければいけない病気にはなっていません。しかし本人の調子が悪い時は休ませてください。

6. 水痘はこれから増加すると思われます
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