■健康なこどもの体温

. 『正常の体温は、わきの下で測定した場合、乳児では36、3〜37、4℃、幼児では36、5〜37、4℃、児童・生徒では36、5〜37、1℃です。こどもでは37、5℃未満の熱は「発熱」ではありません』と言われてきました。

しかし、現代においてもっと低体温の子どもが存在することも事実です。

本院では外傷以外の子どもは全員診察前に体温を測っていただいています。それによると幼児の時から36℃以下の低体温を示す児もいることがわかりました。これらの子どもは36,5℃以上になりますと体調の不調を訴えます。ですから現代においては何度から何度が平熱ということができません。

お子さんの元気なときの体温を計測し、そのお子さんの平熱を知っておく必要があります。

また、体温は1日中同じ温度ではありません。朝は低めで、夕方は0,2〜0,3℃高めです。また、運動後や食後は体温が高くなります。

赤ちゃんは厚着や暖房などの影響で、実際よりも高めに測定されてしまうことがあります。おかしいなと思ったら、しばらくしてもう一度測り直して下さい。

熱の測り方

水銀体温計を、わきの下に、45℃の角度に、5分間以上、きちんとはさんで測定して下さい。

肛門で測定した場合には,わきの下より0,5〜1,0℃ほど高くなります。首にはさんで測定した場合には、部屋の温度の影響を受けることがあります。耳から測る方法(耳式体温計)が宣伝されていますが、子どもではまったく当てになりません。

水銀体温計と電子体温計

水銀体温計が一番正確です。1分間ほどで測れる電子体温計はとても便利ですが、水銀体温計より高く出ることがおおい。微熱の有無の判定には不向きです。
熱を記録する

「いつ」「何度あったか」は大切な情報です。熱型表に記録するか、時刻と体温をメモしておいて,次回受診時に教えてください。
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