赤ちゃんの世話
ベビーベッドは必要?
ベッドをたくさんの種類からどう選ぶか、必要なのかは、赤ちゃんを育てる環境や経済状況にもよります。ここでは、ベッドの利点と欠点についてお知らせします。
利点
(1)赤ちゃんの場所が確保できる。
(2)子ども、ペットに踏まれたり、つまずく危険がない。
(3)ほこりを吸うことが少なく衛生的である。
(4)お世話がしやすく、腰の負担が少ない。
(5)床の温度より高く、布団が湿気にくい。
欠点
(1) 場所をとる。
(2) 使い終わったときに収納に困る。
(3) お子さんが落下する危険性がある。
(4) ベッドと柵の間に手足をはさむ可能性がある。
ベビーベッドはどこに置くか
大切なのは、危険な場所に置かないことである。とくに東海地震や東南海地震が騒がれている現在、地震が起こったときにベビーベッドは動いて移動することと仮定して、危険性を考えなければいけない。
(1)窓際は避ける。
(2)冷暖房機、棚の下、掛け時計、絵画など上から物が落ちてくるところは避ける。
(3)ピアノやタンスなど動いたり、倒れ掛かる可能性のあるところは避ける。
(4)直射日光のあたらないところ。
(5)お母さんの目が届くところ。
(6)クーラー・暖房のかぜに直接あたらないところ。
などの配慮が必要です。

歯の手入れ
乳歯が生えはじめたそのときから、歯磨きが必要になります。最初は、歯の表面を水でしめらせたガーゼ等で拭く程度で大丈夫です。1歳頃からは、歯ブラシを使って歯ぐきを傷つけない様に磨いてあげましょう。磨き始める前に、お母さんの磨いているところを見せ、遊びを取り入れて、歯ブラシに慣れるようにしましょう。

衣類の枚数と調節
昔から、生まれてから1ヶ月くらいは大人より1枚多く、それを過ぎたら、大人と同じか、1枚少ないというのが目安と言われています。子供にはできるだけ薄着に努めてください。そのほうが風邪の引き方も少ないです。ご老人は自分が寒がりのために、一緒に住んでいる子供には厚着にしようとします。赤ちゃんの背中に手を入れてみて汗ばんでいたら脱がせてあげてください。寒いときや逆に厚いときも、泣いたり、機嫌が悪いことがありますので、調節してあげましょう。
布団をはいでしまいます
赤ちゃんというのは、熱の産生が多いので、布団の中はかなり暖かくなり布団をはいでしまうことがあります。布団をはいでしまっても、赤ちゃんが熟睡していれば、赤ちゃんにとっては眠りやすい状況なのだと思います。赤ちゃんや乳幼児が寝てから1時間くらいは一番汗をかきやすいのです。これは寝る直前まで暴れてそのエネルギー産生量のまま寝てしますので、産生されたエネルギーの発散の手段として汗をかくのです。ですから寝付いて最初の1時間はあまり布団をかけるのを止めましょう。孫が来たり、預かるとおばあちゃんは喜んで一生懸命世話をします。この寝相の悪さというか布団をはぐのでそれをかけるためにおばあちゃんは睡眠不足になります。“そんなに掛けなくても、大丈夫だよ”といっても聞いてくれません。
部屋の温度と湿度
室温は夏でも冬でも22〜24度、湿度は50%くらいが赤ちゃんが肌着一枚で一番快適に過ごせる環境です。この条件は一番快適に過ごせるということで、この条件にしなければいけないというわけではありません。夏にこの条件にすることは不可能です。夏は外気温より5度位低ければよいですし、冬はもっと寒く18度くらいで十分です。冬は特に湿度が低くなりやすいので、濡れたバスタオルをかけたり、加湿器を利用して、湿度を保ちましょう。
暖房器具
暖房器具を選ぶポイントは、安全とできる限り空気を汚さないという点です。エヤコン、温風ヒーター、パネルヒーターが良いわけです。換気に気をつけて、温度計や湿度計をこまめに確認してください。輻射式ストーブの場合、触れて火傷をしないようにガードをつけるなどの工夫が必要です。
外気浴について
外気浴が必要なのは、赤ちゃんの皮膚や呼吸器を外気にさらして、少しくらいの刺激にはすぐに順応できるようにするためです。外出をする準備だと思ってください。また、生活リズムをつけ、外の世界に興味を持ってもらうためにも役立ちます。生後1〜2ヶ月頃になったら、赤ちゃんの体調や機嫌を見ながらすすめていきます。はじめは、換気もかねて窓を開け、次には、ベランダなどに出て、しばらく外の空気を楽しませてあげるのも良いでしょう。
日焼け止め
紫外線の多い季節(4〜9月)や時間帯(10時〜14時)の外出は避けたほうがよいでしょう。紫外線の強い時に外出するのでしたら、腕や顔など露出する部分には赤ちゃん・子供用の日焼け止めクリームを塗りましょう。薄く塗るとあまり効果はないので、白く見えるように塗り、2時間おきに塗り替えましょう。
耳の掃除
『耳の掃除は毎日する必要はありません。時々のぞいて耳垢がたまっているようだったら、綿棒でとってあげて下さい。普段は、耳の穴の入り口を、お風呂に入ったときにしめった布で拭く程度で十分です』とたいていの育児書には書いてあります。でもこれでは耳垢は取れません。綿棒は耳垢を奥に押し込むだけです。家庭でできる三原お勧めの方法はヘヤ―ピンを使ってとる方法です。ヘヤーピンの曲がったほうで耳垢を取ってあげてください。ひざの上に寝せてとってあげると身体の接触にもなりますし、良いと思います。どうしても取れなかったら、受診された際に“ついでにとってください”とおっしゃってください。
臍の手入れ
おへそが取れている場合は、ジュクジュクするのがなくなるまで、消毒を続けましょう。取れていない場合は怖がらず根元のほうまで、しっかり消毒をしましょう。オムツがかぶらないようにして、よく乾燥させ、早くおへそが取れるようにしましょう。1ヶ月たってもジュクじゅくしているときは受診してください。臍肉芽腫というものができている可能性がおおきいです。またなかには膀胱と繋がっていて、おしっこが出ている場合もあります。
オムツかぶれ
オムツかぶれは、うんちやおしっこでオムツが汚れ、細菌やアンモニアなどで、皮膚が刺激されて起こってしまいます。汚れたらすぐにオムツを替え、その都度、きれいに拭いてあげましょう。もし、かぶれてしまったら、お湯できれいに洗い、短時間空気や日光にさらすとよいでしょう。直りにくい場合はカンジダ性皮膚炎の場合もありますので、受診してください。特にお母さんが妊娠後期にカンジダ性膣炎を起こしていた場合は高率で赤ちゃんに口内炎や皮膚炎を起こします。