三原クリニック 小児科・アレルギー科

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みはらライブラリー

三原の育児書 離乳初期

離乳食を始める時期

離乳食の開始とはおもゆやスープではなくおかゆや野菜のマッシュなどドロドロしたものを食べられるようになる時期で5~6か月が適当でしょう。発育が良く、口に入れたものを舌で押し出さない時は4か月でも良いのですが早いほどよいというものではありません。開始が遅れた場合も、発育がよければ6か月中に始めましょう。あまり遅すぎると知恵がついてしまい、新しい味や口当たりに馴染まず離乳を困難にします。未熟児で生まれて発育が遅れているときは医師の指導を受けてください。

何から始めたらよいか

つぶしがゆ、パンがゆ、野菜のつぶしたもの、とうふや白身の魚(かれいなど)かたゆでした卵黄などです。

卵の与え方

固ゆでした卵黄はおかゆに混ぜたり、だし汁やスープでのばしたりしてあたえましょう。
卵アレルギーとして医師の指示のあった場合には、卵以外のたんぱく質食品(魚やとうふなど)に替えましょう。卵黄より卵白の方がアレルギーをおこしやすく、また、加熱するとアレルギーを起こすことが弱まります。

とうふ、魚、野菜の与え方

とうふや白身魚はごく薄味で煮ます。
野菜は柔らかく煮て、すりつぶすか裏ごしにしてだし汁やスープでのばします。
乳製品は無糖のヨーグルトを使用します。1日1回、空腹で機嫌の良い時間に与えます。

離乳食として避けたいもの(5~6ヶ月以降)

消化の悪いもの
いか、たこ、硬い貝類など、たけのこ、ごぼう、れんこん、山菜など
刺激の強い香辛料
しょうが、わさび、カレー粉、とうがらし、こしょうなど
塩分の強いもの
ハム、かまぼこ、漬物、佃煮、インスタン食品など
甘味の強いもの
あん、ケーキ、チョコレートなど
嗜好品
コーヒー、紅茶、緑茶など

1回の食事の目安量(5、6ヶ月児)

  1. 穀類:つぶしがゆ 30~40g
  2. たんぱく質食品:卵黄だけなら2/3以下、とうふだけなら25g、乳製品(無糖ヨーグルト)だけなら55g、魚だけなら5~10g
  3. 野菜、果物:15~20g

A、B、Cを組み合わせて与えましょう。

便が柔らかくなった

元気で食欲があれば心配ありません。下痢ぎみなら与える量を減らし、便の様子が良くなったらまた与えるようにします。だんだん慣れてきます。

野菜の色が便に出る

人参、ほうれん草、トマトなどの色がそのまま便にでてくることがあります。
野菜の形がそのままでてくることも、しばしばありますが消化不良ではありません。
下痢することがなければ心配はいりません。

食べる量が増えない

赤ちゃんの食べる量は1人1人ちがうので心配はいりません。赤ちゃんも食欲にむらがありますから、あるとき急に食べだすこともあります。
お母さんが熱心すぎて、イライラしたり神経質になると、ますます食べなくなります。離乳食を食べる量がふえなくても、ミルクをよく飲み、元気であればしばらくするうちに食べるようになります。

おかゆばかり好む

離乳食は赤ちゃんの空腹のとき与えるのが原則です。空腹時におかゆ以外のものを食べさせてみて下さい。のどごしの良いものがよいでしょう。
おかゆの中に野菜のおろしたものや、しらす干し、卵黄などを入れて食べさせているうちに、ほかの物も食べられるようになります。

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