三原クリニック 小児科・アレルギー科

059-347-1611

更新情報

こんにゃくゼリーは危険です。

こんにゃくゼリーは危険です。切って小さくしても危険です!こんにゃくゼリーは乳幼児〜小児、高齢者には与えないように!

2007年に入り、こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせ、7歳の男の子2人が死亡していた。国民生活センター が2007年5月23日こんな事実を発表した。1995年以降、11人も死亡したことになる。EU、韓国、米国ではゼリーへのこんにゃく使用をすでに禁止している。日本ではどう対応してきたのか。同センターによると、過去にこんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせて死亡したのは、68歳以上が3人、40歳代が1人、6歳が2人、2歳以下が3人。最近では1999年が最後だった。ほかにも死亡には至らなかったが、のどを詰まらせ病院に行き、後遺症が懸念されたケースもある。こんにゃく入りゼリーは、一口サイズのものが1991年ごろから出回り始めた。同センターによると、現在ではほとんどが一口サイズのものだが、今回の2件の死亡事故のゼリーのサイズとメーカーは調査中だ。

1995年に1歳6カ月の男の赤ちゃんが死亡して以来、同センターはこれまでに7回の注意喚起を発表していた。「続発!一口サイズのこんにゃく入りゼリーによる死亡事故」(1996年6月)、「ソフトタイプこんにゃく入りゼリーでも窒息事故 幼児には与えない方が無難」(97年9月)など。2006年11月が直近で今回が8回だ。今回は「子供や高齢者に食べさせることを控えるべきである」とし、06年の「幼児等には与えない方が良い」より踏み込んだ。メーカー側はこれまで、のどに詰まらせる可能性があることを伝える注意表記を目立つようにしたり、ゼリーの大きさや、通常のゼリーより硬いとされる硬さを変えるなどの対応をしてきた。しかし、従来より柔らかくしたタイプでも後に死亡者が出た。同センターは「いくら改善努力をしてきたとしても、死亡者が新たに出たという結果責任は大きい」とメーカー側の対応にいらだちを見せている。

ようやく全面禁止も含め検討

  • 海外での取り組み
    米国などで死亡者が出たことを受け、EUは03年にゼリー菓子へのこんにゃく使用を禁じた。同じころ韓国でも同様の措置が取られた。米国でも、事実上流通しないように当局が注意を呼びかけている。
  •  
  • 日本ではどうでしょうか?
    国民生活センターの島野康審議役は「日常的に子どもが口にする商品で、これだけ死亡するということは相当の問題です。 今後、さらに調査を進め、改めて業界や行政に改善を要望したい」と話しています。 農水省食品産業振興課は「詳細を調べ、対応を検討したい」としています。即ち、行政の具体的な取り組みはこれからです。

結局、自分の子どもや高齢の親は自分で守るしかありません!

  1. 少なくとも自分の子どもや親(高齢者)には、こんにゃくゼリーを与えないようにしましょう!
  2. 保育園、幼稚園や小学校での保護者会、老人会で、こんにゃくゼリーの危険性を話題にしましょう!

データー(国民生活センター発表) 1)危害・危険件数の推移(註1)

年度 危害 危険
1996 15 1
1997 3 0
1998 0 1
1999 1 0
2000 1 0
2001 1 0
2002 0 0
2003 2 0
2004 0 0
2005 2 0
2006 2 0
合計 27 2

(注1)PIO-NETより作成。件数は2007年5月23日までの登録分。また、「危害」とは、実際にけがをした情報のことをいう。「危険」とは、けがはしなかったが、そのおそれがある情報のことをいう

2)危害(27件)について(被害者の年代別件数(不明1件))

年代 件数
10歳未満 14
10歳代 3
20歳代 0
30歳代 1
40歳代 1
50歳代 2
60歳代 1
70歳代以上 4